選挙の頃になると「日本共産党の躍進に期待します」という文化人のコメントを集めた新聞広告(もちろん共産党製)をよく見かけるが、生前の手塚治虫さんはそこの常連コメンテーターだったような記憶がある。
それほどの共産党シンパでありながら、なぜか産経新聞(当時サンケイ新聞)に「海のトリトン」を連載(1969-71)していたりするのがよくわからないのですが。昔も今も産経は共産党の悪口しか書いていないような気が。
手塚の年譜とかを読むたびに、ここのところがいつも引っかかっている。
「仕事は仕事、思想は思想」という割り切りがきちんとできていたのだろうか。
それはそうと、「赤旗」には共産党の宣伝が多いが(というかそれがメインだが)、国際面とか地方面でどこのメディアも取り上げない外電ニュースとかを拾っていたりして情報源としては面白いですよ。ただ、購読するには党員さんとお近づきになる必要があるのがネックかな。
むかし会社で毎あさ新聞の切り抜きをさせられていて赤旗担当だった時期があるのですが、面白がって読んでいました。
ARTIFACT-人工事実-・手塚治虫氏と赤旗を読んで思い出したことのエントリーです。