くぎ煮の季節
家族で近所の生協に行ったら、鮮魚売場に
「生新子の入荷は3月7日から」
という告知がありました。もう「いかなごのくぎ煮」の季節ですねー。

いかなごのくぎ煮。姿が錆びた釘のように見えることからこう呼ばれるのですが、春先に採れるいかなごの稚魚(新子と呼びます)を、醤油や何やらで保存食にしたもので、播磨瀬戸内沿岸の風物詩です。あるいは松浦亜弥(姫路出身)が昨年1月「はなまるマーケット」に出演した時に「おめざ」として紹介していたのを覚えている人がいるでしょうか(TBSのサイトにはもうファイルがないので、Webarchiveへリンクしています)。「はなまる」サイトには
商品は大丸東京店、伊勢丹などの佃煮屋さんで売っています
などと書かれていましたが、地元ではそんな大層なものではありませんって。家庭料理です。
普通のスーパーにも入荷日の告知が出るくらいに、このへんの家庭は新子が店頭に出るのを待ちかまえています。「食べる・聴く」さんのエントリも参照(このエントリはリンク先に触発されて書いています)。


私の実家は明石市、まさにいかなごが水揚げされる明石漁港が近くにあり、母や祖母は魚の棚(魚屋が集積している商店街です。ちなみに「うおんたな」と読む)の魚屋まで出かけ、大量に買って調理していました。
家で作っていたくぎ煮は、一般的なものよりかなり柔らかめの仕上がりでした。家族に歯の悪い人がいたことへの配慮かも知れませんがよくわかりません。新聞や雑誌で紹介されることが多くなってからは、標準(?)に合わせてなぜかだんだん堅くなっていったのが笑えました。私は柔らかいのも好きだったのですが。
大学時代には、この時期下宿先に実家からドカンと送られてきました。とはいっても私は自炊に挫折していたので、すべて平らげるのに相当苦労していた記憶があります。

今は私と同居人、双方の実家からおすそ分けしてもらいます。微妙に、いや相当味付けが違うので、その差も楽しみながらいただいています。自分ちで作らないのかって? それはもらえなくなってから考えましょう(^^)
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by gyogyo-6 | 2005-02-28 17:52 | よしなしごと


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