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試合前に歌へ君が代
以前中田英寿が「君が代はキックオフの前にうたう歌じゃない」みたいなことを言って物議を醸したことがあった。
この発言をめぐる報道自体のアレさが輪を掛けて物議を醸していた気もしますがそれは置いておくと、

要は、君が代の詞と曲が平和すぎるんです(歴史的経緯は一切捨象してますよ)。表彰式でかかる分にはいいのでしょうが、さあこれから国の代表として戦うぞという時に「こけのむうすうまあぁで」ではいまいち闘志が湧いてこないというのがありますわね。
曲としては世界でもなかなか類を見ないユニークなものですが、TPOの問題です。

たとえば明日サッカー日本代表が対戦するイランの国歌はこんな詞です。
水平線を上に東の太陽が昇る、
真の宗教の光景。
バフマン—私たちの信義の輝き。
おおイマームよ、独立と自由のあなたの伝言は
私たちの魂に刷り込まれている。
おお殉教者たちよ! あなたたちの苦痛の泣き声の時代が私たちの耳で鳴る。
持続し、続く、永遠の、イラン・イスラム共和国。
宗教色あふれる詞ですが、いいですね。
こんな歌を持つ国が相手か。

革命を経験した国や独立戦争をした国は、軍歌がそのまま国歌になっていたりして勇ましいことこの上ない。フランス(ラ・マルセイエーズ)やら中国(義勇軍行進曲)やら。そりゃこんな歌をみんなでうたったら志気も高まるだろうなと。試合前の景気づけには最適です。

というわけで明日はがんばってください代表の皆さん。

イラン国歌の歌詞は下記のサイトから引用しました。
国歌歌詞
最終予選に残っている国をここのサイトでチェックしますと、北朝鮮の国歌は思ったより平和的。「五千年の歴史とともに」というのがちょっと大風呂敷ですが、君が代の「千代に八千代に」には負けている(^^)。
あとセネガルが無性にカコイイ。
by gyogyo-6 | 2005-03-24 01:03 | おんがく


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